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県民の森で川を遡っていくキセキレイを追っていたところ、少し先を歩いていた父が「あれ、何?」と何かを指差した。
いまいち何を指してんのかわからなかったが、メジロっぽい鳴き声が聞こえた気がして「メジロじゃねーの」と返す。
しかし「メジロじゃない。もっと綺麗な鳥が…」と父。
…とかなんとか話してるうちに、何かが父の示した方から飛んで、木の上に留まる。
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私「…キビタキやん」
もうちょっと暖かくなったら養鶏場の裏にでも発生しそうな鳥だったので、そこまで深追いすることなく飛び去るのを見送る。
父「見たことあるの?」
私「いや、ない。夏鳥はまだほとんど」
父「え!ならもっと感動してよ。よく居る鳥やと思ったやんか」
私「やー…だってどーせ少ししたら何処でも見られるやろし…」
…ってのが県民の森においてのこの出会いへのリアクションだった。
が。
家に帰ってから図鑑でキビタキを調べる。
…あっれ…眉毛…あっれ…?!
キビタキの眉毛=黄
写真の鳥の眉毛=白
まさか…と思いつつ、ページを一つ前に戻す。
そこにあるのはキビタキと似た容姿ながらもレア度がちょいと上がる旅鳥、ムギマキ。
ムギマキの眉毛=白
…もう一度確認するが、写真の鳥の眉毛は白。
マ ジ で す か !
気付いてからのテンションの上がり方!
いや、そりゃね、ムギマキを思い浮かべなかったわけじゃないんだよ!言い訳臭いが、出会える可能性としてはムギマキよりキビタキの方が圧倒的に高いもんだから…!
でも!もう覚えた!黄眉がキビタキ、白眉がムギマキ!覚えた!
次からは間違わないから、「次」を頼むよムギマキさん!